父の古いレコードを聴きながら、実家の音楽用品を整理した日

日常

実家の片付けをしている途中、廊下の収納棚から古いレコードの束が見つかりました。レコードプレーヤーの隣に積まれていたものですが、父が亡くなってからは誰も再生していません。ジャケットの表面には薄くほこりがつき、角が折れているものもありました。

父は休日になると、居間で音楽を流しながら新聞を読んでいました。子どもの頃の私は、同じ曲が何度も流れることに少し飽きて、テレビの音を大きくしたこともあります。今になって考えると、父にとって音楽を聴く時間は、忙しい日々の中で気持ちを落ち着ける大切な習慣だったのかもしれません。

レコードを一枚ずつ確認していると、ジャケットの裏側に父の字で購入した年や店の名前が書かれているものがありました。中には、私が知らない歌手の作品も多く、父がどんな音楽を好んでいたのか初めて知るような感覚でした。試しにプレーヤーを動かしてみようかと思いましたが、機械の状態が分からなかったため、無理に電源を入れるのはやめました。

問題は、レコードだけではありませんでした。棚の下には古いスピーカーや配線、カセットテープ、音楽雑誌などが重なっていました。何に使うコードなのか判断できないものも多く、処分する前に確認すべき物があると感じました。母は「音楽はよく分からないから、あなたが決めて」と言いましたが、私もすべての機器に詳しいわけではありません。

そこで、レコードや父のメモが残ったものは一か所にまとめ、機械類とその他の荷物を分けて整理しました。収納棚を空にするには家具の移動も必要だったため、作業の範囲や荷物の量を見ながら、丸亀市で遺品整理の事ならリアライフ香川へという情報も確認しました。音楽用品のように種類が多く、扱いに迷う物について、事前に相談できる内容を整理しておこうと考えたのです。

最終的に、レコードの一部は私が持ち帰り、父がよく聴いていた曲を家で再生する機会を作りました。音質は昔のままでしたが、針がレコードに触れた瞬間、実家の居間で過ごした時間がよみがえってきました。遺品整理を進める中では、物を減らすことだけに目を向けず、故人が大切にしていた時間や習慣を知ることも大事なのだと感じました。

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