ネイルサロンで発見した小さな幸せ

日常

私がネイルサロンに初めて足を踏み入れたのは、3年前、友人の結婚式の前でした。それまでネイルは自分でマニキュアを塗る程度で、サロンに行くなんて特別な人だけのものだと思っていました。でも、ドレスアップするなら爪もきれいにしたいと、ちょっとした冒険心で予約を入れたんです。ネイルサロンでの体験は、ただ爪を飾るだけでなく、心まで明るくしてくれる時間になりました。

初めてのサロンでは、緊張でドキドキ。駅近の小さなサロンで、店員さんが笑顔で迎えてくれてホッとしました。どんなデザインにするか迷っていると、ネイリストさんが丁寧に相談に乗ってくれました。結婚式に合う上品なピンクのグラデーションを提案され、キラキラのストーンを少し加えることに。施術中、爪を整えたり、ジェルを塗ったりする丁寧な作業に感動。仕上がった爪を見たとき、指先がこんなにきれいだと気分まで上がるんだと驚きました。結婚式当日、ドレスとネイルがぴったりで、自信を持って笑顔でいられました。

それ以来、ネイルサロンが私の癒しの場所になりました。2ヶ月に一度、仕事の合間を縫って通っています。忙しい日々の中で、ネイルサロンでの1時間は自分へのご褒美。季節ごとにデザインを変えるのが楽しみで、たとえば秋にはオレンジやブラウンの落ち着いた色を選んだり、夏には海をイメージしたブルーのデザインにしたり。失敗もしました。あるとき、派手なアートを試したくて派手な赤とゴールドの組み合わせを選んだら、普段の服と合わず少し後悔。でも、ネイリストさんが次回のデザインで調整してくれて、助かりました。

サロンでの時間は、ネイリストさんとのおしゃべりも楽しみの一つ。仕事や恋愛、最近の趣味の話で盛り上がることも。常連になってくると、私の好みを覚えてくれて、提案してくれるデザインがどんどん好みにハマるんです。ネイルサロンに行くと、爪がきれいになるだけでなく、心もリフレッシュ。たとえば、落ち込んだ日でも、きれいな爪を見ると元気が出るんです。家で家事をするときも、指先が華やかだと気分が違います。

今では、ネイルサロンは私の生活の一部。次の予約を考えるだけでワクワクします。最近は、シンプルなワンカラーに小さなアートを加えるのがお気に入り。ネイルサロンは、自分を大切にする時間と、ちょっとした自己表現の場。これからも、爪を通じて小さな幸せを見つけながら、自分らしいスタイルを楽しんでいきたいです。

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