私が外壁塗装を決めたのは、2年前、築15年の我が家を見直したときでした。実家を引き継いで住み始めたのですが、壁の色あせやひび割れが目立ち始め、雨漏りの心配も出てきたんです。家族で話し合い、家を長持ちさせるためにも外壁塗装をしようと決意。初めての大きなリフォームで不安もありましたが、この体験が家だけでなく、私たちの生活にも新たな輝きをもたらしました。
最初は、どこから手を付けていいか分からず、ネットで外壁塗装について調べました。塗料の種類や業者の選び方、費用相場など、知らないことだらけ。とりあえず、近所で評判の良い業者を3社ピックアップし、見積もりを依頼しました。業者さんによって提案する塗料や価格が違い、迷いましたが、丁寧に説明してくれた地元の業者に決めました。シリコン塗料を選び、耐久性とコストのバランスが良いと聞いて安心しました。色は、元のベージュから少し明るいアイボリーに変更。家族みんなでカラーサンプルを見ながら、どんな雰囲気にしようかと話し合う時間は楽しかったです。
工事は約2週間かかりました。職人さんが朝早くから足場を組み、丁寧に下地処理をしてくれる姿に感心。作業中、近所への挨拶や養生もしっかりしてくれて、ストレスは少なかったです。ただ、失敗もありました。最初の見積もりで、屋根塗装の必要性を見落としていて、途中で追加費用が発生。事前に家の状態をしっかりチェックしておけばよかったと反省しました。それでも、完成した家を見たときは感動しました。まるで新築のような輝きで、近所の人からも褒められたんです。
外壁塗装を終えて気づいたのは、家がきれいになると気持ちも前向きになること。以前は、色あせた壁を見るたびに古びた印象を感じていましたが、明るい外観になった今、帰宅するたびに気分が上がります。子どもたちも、家がキレイになったと喜んで、庭で遊ぶ時間が増えました。さらに、塗装で防水性が高まり、雨の日も安心。メンテナンスの大切さを痛感しました。次の塗装は10年後くらいかなと考えていますが、定期的に点検して家を守っていきたいです。
外壁塗装は、ただ家をきれいにするだけでなく、家族の思い出や未来への投資だと感じました。手間と費用はかかったけど、やってよかったと心から思います。これからも、大切な家を長く愛せるよう、丁寧にケアしていきたいです。