YouTubeで始まった私の新たな挑戦

日常

私がYouTubeを始めたのは、2年前、29歳のときでした。会社員として忙しい毎日を送る中、趣味の料理を誰かと共有したいと思い、YouTubeに動画をアップしてみようと考えたんです。最初はスマホで撮影した簡単な動画でしたが、YouTubeを通じて新しいスキルや人とのつながりを見つけることができました。この体験が、私の生活に予想外の彩りを加えてくれたんです。

YouTubeを始める前は、動画編集や撮影の知識なんてゼロでした。とりあえず、キッチンで作ったカレーのレシピ動画をスマホで撮り、無料の編集アプリでカットしてアップ。公開した瞬間、ドキドキしたのを覚えています。最初の動画は再生回数10回くらいで、コメントもゼロ。でも、1ヶ月後に作ったパンケーキの動画に、美味しそうとコメントがついたときは、飛び上がるほど嬉しかったです。そこから、週に1本のペースで料理動画をアップするようになりました。

失敗もたくさんありました。照明が暗くて料理が映えなかったり、話すのが緊張して声が小さかったり。あるとき、編集ミスで音声がズレた動画をアップしてしまい、慌てて修正したことも。それでも、視聴者のコメントやアドバイスを参考に、少しずつ改善していきました。たとえば、三脚を買って撮影を安定させたり、マイクを使って音をクリアにしたり。YouTubeのコミュニティガイドラインを読み、著作権に気をつける大切さも学びました。

YouTubeを続けて気づいたのは、動画作りを通じて自分を表現する楽しさです。料理だけでなく、キッチンの片付け術や地元のカフェ紹介など、アイデアが広がりました。再生回数が1000回を超えたときは、誰かに届いている実感が湧いて感動。チャンネル登録者が100人、500人と増えるたびに、励みになりました。視聴者からのリクエストで、ビーガン料理に挑戦したことも。知らない人のためにレシピを考えるのは、まるで新しい友達と料理をシェアしている気分でした。

今では、YouTubeは私の生活の一部です。撮影や編集に時間はかかるけど、週末にキッチンで動画を撮る時間がリフレッシュにもなっています。最近は、スポンサーからのオファーも少しずつ来るようになり、好きなことで小さな収入を得られる喜びも。たとえば、調理器具のレビュー動画で報酬をもらえたときは、努力が実った気がしました。YouTubeは、ただ動画を上げるだけでなく、自分の可能性を広げる場。これからも、料理を通じて誰かに小さな幸せを届けながら、YouTubeでの挑戦を楽しんでいきたいです。

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