私がドッグフードにこだわり始めたのは、2年前、愛犬のコタロウを迎えたときでした。柴犬のコタロウは、生後3ヶ月で我が家にやってきた元気な子犬。初めて犬を飼う私にとって、ドッグフード選びは未知の領域でした。最初はスーパーで手軽に買えるフードを与えていましたが、コタロウの毛並みや健康を考えるうちに、もっと良いドッグフードを探してみようと決めたんです。この体験が、愛犬との生活をより豊かにしてくれました。
最初に試したのは、ペットショップで勧められた国産のドッグフード。パッケージに無添加と書かれていて、安心感がありました。コタロウも喜んで食べてくれて、便の調子も良かったのでホッとしました。でも、1歳を過ぎた頃、毛並みが少しパサつく気がして、もっと栄養バランスの良いものを探そうとネットで調べ始めました。ドッグフードには、グレインフリーや高タンパク、添加物なしなど、種類がたくさんあって驚きました。獣医師のブログや口コミを参考に、チキンベースのグレインフリーフードを試してみることに。
新しいドッグフードに変えたら、コタロウの毛並みがツヤツヤに変わったんです。散歩中、近所の人に毛がキレイだねと褒められることも増えて、嬉しくなりました。ただ、失敗も経験しました。あるとき、評判の良い海外ブランドのフードを試したら、コタロウがあまり食べてくれず、お腹を壊してしまったんです。慌てて獣医師に相談し、急にフードを変えたのが原因だと判明。少しずつ混ぜながら切り替える大切さを学びました。
ドッグフード選びを通じて、愛犬の健康が食に大きく左右されることを実感しました。たとえば、オメガ3が豊富なフードを選ぶと、皮膚の調子が良くなったり、食いつきが良くなったり。コタロウが美味しそうに食べる姿を見ると、私も幸せな気持ちになります。最近は、手作りご飯を混ぜることも。茹でたサツマイモや鶏むね肉をトッピングすると、尻尾を振って喜ぶんです。そんな姿を見ながら、ドッグフードはただの食事じゃなく、愛犬とのコミュニケーションだと感じるようになりました。
今では、季節やコタロウの体調に合わせてフードを選ぶのが習慣です。たとえば、夏は消化の良い軽めのフード、冬はカロリー高めのものを。ドッグフード選びは手間だけど、コタロウの元気な姿が何よりのご褒美。失敗もあったけど、そのたびに愛犬のことを深く知れた気がします。これからも、コタロウと一緒に健康で楽しい毎日を過ごすため、ドッグフード選びを楽しみながら続けていきたいです。